ピアソンVUE で配信する試験は、成長の促進や、試験認定団体がその業界で期待に応えるための助けになるなど、世界中のコミュニティで直接的なプラスの効果を生み出しています。このシリーズでは、ピアソンVUEがこのような貢献を実現する方法について掘り下げるために、当社のビジネスに携わり、アセスメントの特定の分野で持続的な影響力を持つ人物にインタビューします。
今回は、ピアソンVUE のヨーロッパ、中東、アフリカ地域 (EMEA)を担当するバイスプレジデントであるマシュー・ポヤージ (Matthew Poyiadgi) に話を聞きました。マシューと働いたことのある人はこう言います。「彼はマネージャーだけでなく、メンターであり、モチベーターでもあります」。また、こう言う人もいます。「彼の外交術は、世界中で通用しますよ」。これは、この地域の営業およびオペレーション部門を管理する業界のベテランに送る賞賛の言葉ですが、彼についてもっとよく知り、彼にインスピレーションを与えるものは何か、そして彼が見据える業界の進歩について聞いてみましょう。
Q.まずは、あなた自身のことを聞かせてください。活力になっているものや、インスピレーションを与えるものは何ですか?
私は人から刺激を受けています。同僚や、日々ともに仕事をしている世界中のクライアント、それから特に家族です。週末には大きなテーブルに座り、食べ物とにぎやかな会話に囲まれて過ごします。目的がなんであれ、すばらしい人々と語り、一緒に働くことで得られる満足感に勝るものはないと思います。
私は週に数時間、『intersection of technology and education』(テクノロジーと教育の交差点) で最新のトレンドを確認しています。クライアントがこの話をするのを好むのです。
—マシュー・ポヤージ
Q.典型的な一日の過ごし方について、簡単に教えてください。
嬉しいことに、再びクライアントと直接会う時間が増えてきました。私の典型的な一日は、チームと話をしたり、クライアントがプログラムの計画を進めるのをサポートしたりしています。ただし、なんとか時間を捻出して、週に3、4回の運動と、読書をすることを習慣にしています。以前は、ロンドンまでの通勤時間を利用して、年間に 20 冊の本を読んでいましたが、最近では、週に数時間、『intersection of technology and education (テクノロジーと教育の交差点) 』で最新のトレンドを確認しています。クライアントがこの話をするのを好むのです。
Q.好きな趣味や活動、また、リラックス方法について教えてください。
今もランニングをしますが、スピードも距離も大したことはありません。それから、大抵のスポーツは見ています。特にサッカーのプレミアリーグ (リバプール) とアメリカンフットボールの NFL (シカゴ・ベアーズ) です。それから、クラシックカーのメルセデス・ベンツ SL (1980年代に放送された「ダラス」の登場人物、ボビー・ユーイングの車) でドライブもしますが、メンテナンスのために時間も給料も消えていきます!
Q.担当地域について、ビジネスチャンスや発展の面で、やる気を起こさせることや刺激を受けることを教えてください。
これまで以上に、私たちには未来を形作るチャンスがあります。業界のすべてのセクターで、ビジネスを促進するコンピュータ・ベースのアセスメントへの関心が、非常に高まっているため、これはビジネスを前進させる要因であり、私たちにとっても大きなチャンスです。入学試験、選抜試験、プロフェッショナル資格、そして教育分野はすべて、当社が提供するサービスに関心を示しています。メタバース、学習プレイリスト、環境試験、スタック可能な資格といった新しいトレンドについては、私たちも検討すべきであり、非常に刺激的な時期です。
Q.ここ数年に起きた出来事から得た、最も重要な教訓はどんなものでしたか。
クライアントとの間の「信頼口座」は最も重要なものだということです。私たちは信用を得るために長年かけて懸命に働き、信頼を勝ち取ります。私たちはクライアントとの間に、信頼と長期間の関係を築く仕事に従事しているのです。
パンデミック中に、クライアントがオンライン監督や学習エコシステムに関する他のアイデアの助けを必要としていたとき、私たちは支援することができました。同じように、競争他社が私たちのクライアントにアプローチしても、当社に対してクライアントはロイヤリティが高く、大部分が他社に移行するつもりはないほどに、当社に信頼を寄せてくれています。
Q.今後数年で達成したいことは何ですか。
従業員とピアソンの成長です。EMEA 地域における営業の成功への道を進み続けるために、社内で成長すること、新たな挑戦に挑む機会を人々に与えることです。さらに、ピアソンVUE がアセスメントの新たな世界の軌道に乗れるように、そしてこの変革の中心的な存在でいられるように貢献したいと思います。
私は、この会社が「Tech·Ed」の領域で、世界のトレンドに対して権威ある存在になれたらと考えています。また、ステージで当社の事例について語りたいと思います。
Q.ビジネスを代表して、最も誇りに思う業績は何ですか?
私は入社した際に、チームを構築し、この「旅」を始めました。とてもすばらしいチームです。このチームの仲間たちが、私が最も誇りに思い、恵まれていると思うものです。