2022 年 8 月 19 日 – 東京
ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社 (以下、ピアソンVUE) は、特定非営利活動法人 ソフトウェアテスト技術振興協会 (以下、ASTER) との間で新たな契約を締結し、ソフトウェアテスト技術者資格認定組織 (以下、JSTQB) の各試験を現在の紙試験からCBT (コンピュータ・ベースド・テスティング) に移行し配信を行うことを発表しました。ASTER は、ソフトウェア品質向上に関する教育や調査研究、普及振興事業を行い、高度情報化社会の発展に寄与することを目的として、2006 年に設立された特定非営利活動法人 (NPO) です。
当社は今後、ASTER が管理・運営する JSTQB の認定資格試験を、日本各地のテストセンターネットワークを介して配信します。
以下の JSTQB認定テスト技術者資格試験は、今後ピアソンVUE 公認テストセンターで順次配信が開始される予定です。
- Foundation Level (2022 年 10 月以降)
- Advanced Level<テストマネージャ> (2022 年 10 月以降)
- Advanced Level<テストアナリスト> (2023 年 2 月以降)
*その他の各種試験も 2023 年以降に順次配信を計画しています。
日本は長年にわたり、世界中の多くの製品に使用されている高品質のソフトウェアのイノベーションを牽引してきたという評価を得ています。JSTQB は、ソフトウェアテスト技術者認定資格を通じて高い技術を持つソフトウェアテスト技術者の技術力の発展に投資することで、ソフトウェアテストの認知度の向上を目指すとともに、品質、信頼性、安全性の基準を満たしていることの評価に寄与しています。
受験者は一年を通して日本各地にあるピアソンVUE のテストセンターと受験したい日時を選択し、オンラインで試験を予約できるため、利便性と柔軟性を持ってソフトウェア技術者資格認定を目指すことができます。
ASTER の JSTQB 事業担当理事である佐々木 方規 氏は次のように述べています。「JSTQB が実施したソフトウェアテスト技術者の試験受験者は 4 万人を突破し、累計の合格者も 2 万人を超えました。CBT を導入することで、ソフトウェアテスト技術を学び実力を測る機会が増え、さらに広くソフトウェアテスト技術に関心を持っていただけると期待しています。」
ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社 (ピアソンVUE) の代表取締役である池田 哲は、次のように述べています。「ASTER はソフトウェアテスト技術における高い品質と基準の先駆者として、広い業界の成長と開発を支えています。当社が協会の重要なミッションに協力し、日本の優秀なソフトウェア技術者のさらなるスキルアップの一翼を担えることを光栄に思います。」