2022 年 12 月 19 日 — ホーボーケン (米国、ニュージャージー)
ピアソンのサービスを米国連邦政府に大幅に拡大するための買収
ピアソン (Pearson plc) は本日、SHL Group と、労働力評価サービスの信頼できるプロバイダーである Personnel Decisions Research Institutes, LLC (PDRI) の買収契約を締結したことを発表しました。 PDRI は、米国最大の雇用主の 1 つであり、400 万人を超える従業員を擁する米国連邦政府にアセスメント・ソリューションを提供することにおいて、重要な専門知識を持っています。この買収により、ピアソンのポートフォリオはさらに拡大し、新しい市場機会を獲得し、大企業と取引での存在感を高めるという戦略が加速されます。
1975 年に設立された PDRI は、米国連邦政府機関の採用活動をサポートするためにカスタマイズしたアセスメントを含む、質の高い人材アセスメントを提供することで高い評価を得ています。この買収により、PDRI と米国人事管理局とのパートナーシップを通じて USA Hire のプラットフォームを提供するなど、ピアソンのサービスが米国連邦政府機関に大幅に拡大されます。USA Hire のプラットフォームは 40 以上の機関に提供され、年間 50万人以上の応募者を評価するために活用されています。
PDRI は、ピアソンのアセスメント & クオリフィケーション部門に加入します。この部門内で、ピアソンと PDRI はすでに確立された強力な協力関係を築いており、ピアソン VUE のテストセンターで連邦政府の求職者に高品質のアセスメントを提供するために提携しています。この買収により、ピアソンと PDRI のシナジーが発揮されると同時に、ピアソンが長年にわたってエンタープライズ・ラーニングの存在感を高めるために、新しい機能がもたらされます。
ピアソンの CEO であるアンディ・バード (Andy Bird) は、次のように述べています。「ピアソンと当社のアセスメント事業にとって、この重要な市場を拡大する機会を得たことを嬉しく思います。ピアソンと PDRI は、信頼できる安全で革新的なアセスメント・ソリューションを主要な雇用主や、キャリアの確立と成長を目指す何百万人もの人々に提供するという文化とコミットメントを共有しています。私たちは共に、より強力な提案と、将来の成長を促進するためのより大きなプラットフォームを手に入れることができます。」
PDRI の CEO である エレイン・プラコス (Elaine Pulakos) 氏は、次のように述べています。「ピアソンはアセスメント分野でも高い評価を得ています。お互いから学び、製品やサービスをさらに改善し、実績のあるアセスメントと人材ソリューショをより多くのお客様に提供するための大きな機会となります。」
買収の完了は、必要な規制当局への提出または承認を含む通常の完了条件に従い、2023 年上半期中に行われる予定です。PDRI の対価は 1 億 9,000 万ドルの企業価値に相当し、買収資金はピアソンの既存の現金預金と利用可能な流動資産から調達されます。