基本情報
Q. オンライン監督試験とは何ですか。
A. オンライン監督試験は、オンラインで配信され、受験者のウェブカメラを通じて試験監督員により遠隔で監視および監督されます。遠隔監督試験、または遠隔オンライン監督試験とも呼ばれます。英国では、「remote invigilation (遠隔試験監督)」と呼ばれることもあります。
Q. どの認定試験をオンライン監督試験で受験できますか。
A. すべての AWS 認定試験をオンライン監督試験の形式で受験できます。試験配信プロバイダはピアソンVUE です。認定の詳細については、ここを参照してください。
Q. オンライン監督試験が自分に適しているか判断する方法はありますか。
A. オンライン監督試験 (OP) は、自宅や職場で受験する利便性の高い受験オプションです。騒音のない静かな部屋を用意する必要があります。上述の追加情報およびシステム要件を参照して、OP がご自身に適しているかどうかを判断ください。なお、試験中に休憩をとることはできません。また、試験予約の際に選択した試験監督の言語で試験監督とコミュニケーションを取る必要があります。OP での受験に不安がある場合は、従来のテストセンターでの受験をお勧めします。
Q. 受験スペースの要件はありますか。自宅や職場が要件を満たしているかどうすればわかりますか。
A. チェックインプロセス中に、受験スペースの写真を撮るように求められ、試験開始前にセキュリティ担当によるチェックが行われます。机の上に物がなく、手の届く範囲に、書籍、ノート、付箋、紙、ペン、鉛筆、その他の筆記用具などがないことを確認してください。追加のモニタおよびコンピュータのコードを外し、電源を切ってください。また、すべてのスマートアクセサリおよびスマート機器を取り外して電源を切る必要があります。ホワイトボードなど、書き込みができるアイテムが壁にある場合は、チェックの対象となります。ルームスキャンに合格しない場合、受験に進むことはできません。
試験監督員が受験者と受験スペースを確認できるように明るい部屋を選んでください。光源 (窓や明るい照明など) が背後になるような場所は避けてください。自然光は試験時間内に変化する可能性があるので、照明器具の利用をお勧めします。試験中に第三者が入室してはならないことに注意してください。入室した場合、試験セッションは終了されます。受験する部屋は騒音や気を散らすものがない静かなスペースであることが必要です。すべての要件を満たす受験スペースを用意する最終的な責任は受験者にあります。
Q. オンライン監督試験を受験できる時間帯は決まっていますか。
A. 時間帯に制限はありませんが、開始時刻は 1 時間に 4 回で、正時とその後 15 分刻みで予約できます。(例えば、現地時間の午前 9 時に始まる試験の後は、午前 9 時 15 分、午前 9 時 30 分、午前 9 時 45 分となります)。
Q. オンライン監督試験はどの言語で受験できますか。
A. 受験者は、利用可能な任意の言語で認定試験を受けることができます。ただし、オンライン監督試験の試験監督員は日本語、英語、スペイン語のみです。試験予約の際に試験監督員の言語を日本語、英語またはスペイン語から選択ください。試験監督員とコミュニケーションするためには、選択した言語が堪能である必要があります。受験者は中国本土と韓国を除き、オンライン監督試験を選択いただけます。
Q. 世界のどこからでもオンライン監督試験を受けることができますか。受験に地理的な制限はありますか。
A. 受験者は、現在試験を実施している地域でのオンライン監督試験を選択できます。ただし、中国本土、スロベニア、韓国を除きます。
Q. オンライン監督試験のポリシーはどこで確認できますか。
A. 試験の登録プロセス中に、AWS 認定プログラム アグリーメントとテスト配信プロバイダの利用規約に同意する必要があります。また、試験の前に、オンライン監督下の環境で受験するにあたっての ピアソンVUE の利用規約にも同意する必要があります。
Q. オンライン監督試験で配信される試験は、テストセンターに配信される試験よりも難しいですか。
A. テストセンターでの試験とオンライン監督試験の難易度に差はありません。
Q. オンライン監督試験での受験とテストセンターでの受験に何らかの違いはありますか。
A. 試験の形式と試験時間は、テストセンターでの受験と同じです。ただし、オンライン監督試験の試験監督員は日本語、英語またはスペイン語のみです。試験予約の際に試験監督員の言語を選択ください。試験監督員とのコミュニケーションは、選択した堪能である必要があります。オンライン監督試験では、受験中に休憩をとることはできません。ご注意ください。
Q. オンライン監督試験に年齢制限はありますか。
A. 受験者は、(試験日ではなく) 試験予約時に 13 歳以上であることが必要です。13~17 歳の受験者は、試験の予約前に親または法定後見人の同意を得る必要があります。同意手続きを完了するには、最長 7~10 営業日かかることがあります。
試験前
1. AWS の 10 代向け受験プロセスに従って、アカウントの作成、同意書を入手するためのケースの送信、入力済みの同意書の送信を行って、受験が承認されるのを待ちます。
2. AWS カスタマーサポートから同意リクエストが承認された旨の通知を受けたら、以下に記載されている「オンライン監督試験を予約するにはどうすればよいですか」の手順に従って、受験予約手続きを行ってください。
試験当日
1. オンラインで試験のチェックインをします。手順については、以下に記載されている「試験日にチェックインするにはどうすればよいですか。知っておくべきことを教えてください」を参照してください。
2. グリーターが表示されたら、10 代の受験者は写真付きの本人確認書類を 1 種類提示する必要があります。学生証でも構いません。
3. 10代の受験者は、承認書に署名した親または法定後見人を同席させる必要があります。親または法定後見人は、自分の身元と年齢が 18 歳以上であることを証明する本人確認書類を提示する必要があります。
4. グリーターは親または法定後見人にモバイル ID ツールを使用して本人確認書類をアップロードするように依頼します。
5. 親または法定後見人は、10 代の受験者が試験を受けることに口頭で同意し、署名した承認書をカメラに示します。その後、退室するように指示されます。親または法定後見人が同席できないか同意しない場合、または本人確認書類に不一致があった場合、試験監督員は試験の開始を許可しません。
6. 親または法定後見人が退室した後、10 代の受験者は試験を開始できます。
Q. オンライン監督試験のセキュリティは万全ですか。
A. オンライン監督試験では、試験の信頼性を維持するために複数のセキュリティ対策を講じています。ピアソンVUE は、受験者が試験中に追加のウィンドウやプログラムを起動できないように制限するセキュアブラウザを使用しています。受験者は、テスト環境のリアルタイムの画像を提供することが要求されます。さらに、ピアソンVUE の試験監督員は、受験者による、ポリシー違反となりうる行動を監視および検知するためのトレーニングを受けています。受験者が、受験者のいずれかのポリシーに違反しているように見える場合、試験監督員が受験者の試験をシャットダウンすることがあります。
Q. ピアソンVUE は受験者のコンピュータに安全にアクセスできるのですか。
A. ピアソンVUE は、安全な通信と暗号化を利用する仮想ロックダウンブラウザシステムを採用しています。ピアソンVUE は、受験者がオンライン監督試験ソフトウェアアプリケーションを終了するまで、そのウェブカメラと音声にもアクセスします。アプリケーションの終了時に、試験監督員の「表示のみ」アクセスはすべて自動的に削除されます。
注意: 受験者がウェブカメラの撮影範囲外に出た場合は、理由または時間の長さにかかわらず試験セッションが終了し、試験結果は無効となります。これは既に試験を完了していた場合でも同様です。試験を完了し結果を受信したら、ウェブカメラの撮影範囲外に出る前にアプリケーションを完全に終了する必要があります。試験を完了した後で、セッションが終了されるか無効になった場合は、調査のために AWS に ケースを提出してください。
Q. 受験者のオンライン監督試験セッションにアクセスできる人は誰ですか。
A. 受験者のオンライン監督試験は、ピアソンVUE のプラットフォームである OnVUE を通じて配信されます。OnVUE は、190 か国のプライバシーおよびデータ保護に関する法律を順守しています。受験者の試験セッションはピアソンVUE 試験監督員によって監視され、セッションの音声と動画の両方が録音および録画されることがあります。また、受験者とその受験場所について収集された写真、および受験者が提供した本人確認書類を含むチェックインの詳細は、受験者の国または地域のプライバシーおよびデータ保護に関する法律に従って保存される可能性があります。AWS、およびテストをサポートする AWS のベンダーは、受験者の試験セッションの一部または全部にアクセスできます。
Q. オンライン監督試験では特別な配慮を受けることができますか。
A. 英語を母国語としない受験者が英語のオンライン監督試験を受験する場合は、「ESL +30」により試験時間を 30 分延長できます。試験を予約する前に、AWS 認定アカウントを使用して、この延長をリクエストする必要があります。オンライン監督試験でその他の対応を希望される場合には、ピアソンVUEまでご依頼ください。
予約
Q. オンライン監督試験を予約するにはどうすればよいですか。
A. オンライン監督試験を登録するには、aws.training にサインインし、上部のナビゲーションで [認定] をクリックします。次に、黒の [アカウントに移動] をクリックし、[新しい試験の予約] をクリックします。受験する試験を探し、[ピアソンVUE によるスケジュール] を選択します。ピアソンVUE の予約ページにリダイレクトされるので、ここで試験を予約します。[試験オプションの選択] ページの質問 [どのような方式で試験を受けることを希望しますか。] に対して、[自宅または職場] オプションを選択します。画面の指示に従って登録を完了します。
Q. 試験はいつまでに登録する必要がありますか。
A. 空きがあれば、受験者は、試験当日、オンライン監督試験の通常の利用可能時間中に予約ができます。
試験当日
Q. オンライン監督試験を予約済みです。どのように始めればいいですか。
A. 試験を開始するには、aws.training にサインインし、上部のナビゲーションで [認定] をクリックします。次に、[アカウントに移動] をクリックし、[ピアソンVUE 試験の管理] をクリックします。[予約済みオンライン試験] の表で、オンライン監督試験を選択します。開始するには、[試験の開始] をクリックします。予約時刻の 30 分前から試験を開始できます。
重要: 予約時刻までに、使用するコンピュータで必ず システムテストを実行しておいてください。予約時刻から 15 分以上経過した場合、またはコンピュータがシステムテストを満たしていない場合は、試験を開始できません。また、受験料は返金されません。
Q. どのような本人確認書類を提示する必要がありますか。
A. 政府発行の有効な (期限内の) 写真付きの本人確認書類 の原本 (コピー不可) を提示する必要があります。すべての本人確認書類には、受験者の氏名と最近の顔写真 (判別可能なもの) が表示されていなければなりません。すべての本人確認書類に記載の姓名は、受験者が試験の登録に使用した姓名と一致していることが必要です(テストセンターでの受験と有効な本人確認書類が異なります)。
受付可能な本人確認書類は次のとおりです。運転免許証、軍人身分証明書、国や地方自治体の身分証明書、外国人登録証明書 (在留カード、特別永住者証明書、ビザ)、政府発行の現地言語の本人確認書類 (非ローマ字表記のもので受験国で発行された場合に限り有効)。
Q. 試験日にチェックインするにはどうすればよいですか。知っておくべきことを教えてください。
A. aws.training にサインインし、[認定] 見出しをクリックし、黒の [アカウントに移動] をクリックします。受験者の AWS 認定アカウントのホームページで [ピアソンVUE 試験の管理] をクリックして、受験者のピアソンVUE ホームページにアクセスします。
- 予約した試験が [予約済みオンライン試験] の下に表示されます。試験のリンクを選択し、[試験の開始] をクリックします。
- 試験監督員が受験者の身元を確認できるように、受付可能な本人確認書類を手元に用意します。また、本人、本人確認書類、受験スペースのチェックイン写真を撮影するためのモバイル機器も準備しておきます。
試験開始前の本人確認書類や受験する場所の写真の撮影等は、スマートフォン等の携帯端末で実施可能です。確認完了後、テスト開始前に、携帯端末を手の届かない範囲に移動するよう求められます。
- E メール、チャット、Facebook、Skype など不要なアプリケーションをすべてシャットダウンします。
- 受験者は順番待ちとなり、次に対応可能になった試験監督員に接続されます。
- チェックインプロセスには、システムテストを実施済みの受験者の場合で約 10~15 分かかります。
- 遅刻は許されません。チェックイン手続きにかかる時間を考慮して、チェックインウィンドウが開く試験開始時刻の 30 分前には受験準備を整えておいてください。遅刻した場合は、欠席とみなされ、受験料は返金されません。
Q. 私物についての試験規則はありますか。
A. 試験中は、手の届く範囲に次の種類の私物があってはなりません。携帯電話、ヘッドホンまたはヘッドセット (有線または Bluetooth)、ハンドヘルドコンピュータまたはその他の電子機器、ポケットベル、時計、財布、ブリーフケース、バックパック、バッグ、帽子 (またはその他の被り物)、コート、上着、書籍、メモ帳、ノート、参考書、ペン、鉛筆、コンタクトレンズ用溶液、リップクリーム、食べ物、たばこ製品、あらゆる種類の武器、その他特別な許可を得ていないすべての物品です。
試験に関する資料、メモ用紙、消去可能なホワイトボード、その他の物理的な筆記用具 (ペン、マーカー、鉛筆など) を使用することはできません。
試験中は時計 (スマートウォッチを含む) を外して、視界に入らず手が届かないところに置く必要があります。
オンライン受験中は OnVUE ソフトウェアのホワイトボード機能を使用できます。この機能の詳細をご覧ください。
Q. 受験スぺースで何か準備しておくことがありますか。
A. はい、受験場所とするスペースの準備が整っていることを確認する必要があります。上のよくある質問「受験スペースの要件はありますか。自宅や職場が要件を満たしているかどうすればわかりますか」を参照してください。
Q. 試験中の飲食または休憩はできますか。
A. 試験中に透明な容器に入った飲料を飲むこと、ガムを噛むことは認められています。試験中の食事やタバコ製品の使用は禁止されています。
試験プログラムごとに、独自の休憩ポリシーを定めています。プログラムで休憩が許可されている場合、プログラム独自のポリシーについて、このページの該当セクションで情報を確認してください。特別優遇措置の承認なしで試験中に休憩することは認められていません。試験の予約前に特別優遇措置を申請する方法について詳しくは、このページを参照してください。
Q. 試験中に試験監督員はどのような種類の禁止行為を監視するのですか。
A. テストセンターの試験監督員と同様に、オンラインの試験監督員は、試験規則が守られていることを確認しますが、さらにオンライン試験のための追加のプロトコルを受験者が守っていることも確認する必要があります。禁止行為の例として、以下のようなものがあります。試験監督員の指示に従わない、画面から目を離す、小声または大声で話す、口または顔を覆う、承認されていない物 (携帯電話、ヘッドホン、録音機器、筆記用具など) を使用する、故意または偶然に第三者とやりとりする、体を動かしてウェブカメラの撮影範囲外に出る。試験監督員は、禁止行為を発見した場合、やめるように指示します。
注意: 受験者がウェブカメラの撮影範囲外に出た場合は、理由または時間の長さにかかわらず試験セッションが終了し、試験結果は無効となります。これは既に試験を完了していた場合でも同様です。試験を完了し結果を受信したら、ウェブカメラの撮影範囲外に出る前にアプリケーションを完全に終了する必要があります。試験を完了した後で、セッションが終了されるか無効になった場合は、調査のために AWS に ケースを提出してください。
Q. 試験は録画または録音されますか。される場合は何が記録されますか。記録が開始および停止されるのはいつですか。
A. チェックインを含む試験セッションが試験の完了まで録画および録音されます。
Q. 受験者のコンピュータがシステムテストに合格しなかった場合でもオンライン監督試験を受けることはできますか。
A. コンピュータとインターネット接続の一方または両方がシステムテストに合格しない場合、オンライン監督試験の受験はお勧めしません。試験を予約する前に、受験時に使用する予定のコンピュータとインターネット接続でシステムテストを実行して、システムが指定された要件を満たしていることを確認してください。
Q. 試験を開始して試験監督員が割り当てられた後、試験を完了するまでにどれくらいの時間がかかりますか。
A. 所要時間は、受験する AWS 認定試験によって異なります。どの試験も、所要時間は、テストセンターとオンライン監督試験のどちらで受験しても同じです。チェックインプロセスが完了し、受験者が公式に試験を開始するまで、試験時間のタイマーは開始されません。
Q. 試験中、または試験管理後に技術的な問題が発生した場合は、誰に連絡すればいいですか。
A. 試験中にソフトウェアの技術的な問題が発生した場合、試験監督員は OnVue ソフトウェアを使用したチャットまたは VoIP を通じて受験者に連絡します。問題が発生している間に試験監督員がチャットまたは VoIP で受験者に連絡できなかった場合は、受験者から提供されている電話番号に電話をかけます。試験中は受験スペース内の手の届く範囲に電話を持ち込むことは許可されていませんが、技術的な問題の発生時は、技術サポートにアクセスするために電話を使用することが許されています。受験者が技術サポートにアクセスしている場合で、それ以外のポリシー違反がない場合、試験は終了されず、試験結果が無効にはなることはありません。試験監督員がチャット、VoIP、電話のいずれの方法でも受験者に連絡できなかった場合は、ピアソンVUE ケースレポート番号と次の手順を記載した E メールを受験者に送信します。
試験中にソフトウェアの技術的な問題が発生し、OnVUE の挙手機能で試験監督員に連絡できなかった場合は、モバイル機器でこのページ (英語) にアクセスして、[Live Chat] を選択し、ピアソンVUE に連絡して支援を仰ぐことができます。この際、ピアソンVUE から送信された試験の予約確認 E メール、再予約 E メール、またはリマインダー E メールに記載された登録 ID が必要です。
試験後に問題が発生した場合は、ピアソンVUE に連絡 してください。その際、試験監督員から提供されたケースレポート番号をご用意ください。回答まで最長 5 営業日かかる場合があります。どのような対応がとられるかはケースごとに判断されます。ピアソンVUE と AWS はすべてのケースを共有し、協力して解決に当たります。したがって、ピアソンVUE にケースレポートを提出した場合は、AWS に、別途このケースのチケットを提出する必要はありません。
Q. 試験が突然中止されました。どうすればいいですか。
A. このページのフォームを提出してください。ケースを作成し、受験者と協力して追跡調査します。
Q. カスタマーサポートから回答が来るのはいつごろですか。
A. ケースのエスカレーションからカスタマーサポートが回答するまで 最長 5 営業日 かかります。 受験者の調査に順次対応するため、お待ちいただくようにお願いいたします。